モホール計画 thumb thumb thumb モホール計画(モホールけいかく、Project Mohole)とは、地球の地殻を貫いてモホロビチッチ不連続面まで掘削を行おうという、アメリカ合衆国の大計画。宇宙開発競争でソビエト連邦に取った遅れを地球科学でもって挽回しようという目的もあって計画された。アメリカ国立科学財団が資金援助をし、アメリカ雑学協会(American Miscellaneous Society)が主導した。陸地ではなく海底が掘削された。理由は、陸より海底下のほうが地殻が薄く(→アイソスタシー)、掘るべき深さが小さくて済むからである。1961年に実行された第一段階では、メキシコのグアダルーペ(Guadalupe)沖に5つの穴が掘削された。そのうち最深のものは海面下3,500mの大陸棚を183mまで掘り下げられた。これは前例のない成果であった(穴の深さという点ではなく、海の深さおよび、固定されていないプラットフォームから試錐がなされた点において)。また、コアサンプルの最深部13mは玄武岩からなる中新世の沈殿物であり、貴重なものと判明した。 モホール計画